宇宙戦争
封切り日なので「宇宙戦争」を見に行ってきました〜ヽ(´ー`)ノ
公開初日だってのに平日なせいか、映画館はガラガラ。無理に日米同時公開なんてするから…(;´Д`)
「宇宙戦争」と言えば、H.G.ウェルズの執筆した古典SF小説「The War of the Wolds」が原作で、それを元にしたオーソン・ウェルズのラジオドラマ(1938年10月30日放送)とそれにまつわる逸話が有名。
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今回のスピルバーグ版/ジョージ・パル版/ウェルズ原作版の相違。
- 敵の正体 正体不明の宇宙人/正体不明の宇宙人(火星人?)/火星人
- 舞台 米国東海岸/米国西海岸/英国
- 時代設定 21世紀初頭/1950年代/1895年
- ウォーマシン 三本脚/空飛ぶ円盤/三本脚
今回の映画って、時代設定と舞台が移動して主人公の設定が変えられた以外は、ウェルズの原作に忠実なストーリー展開だと思った。何より、ウォーマシンが原作と同じ三本脚だし(w
だからこそ、スピルバーグの与えられたガジェットを拡大させて映像を構築させる手腕が光ってるかなあ、と。ま、ストーリー自体はオチも含めて他愛もないけど。これは原作小説もジョージ・パル版も似たようなもんだからなあ。そもそも、「宇宙戦争」と言う物語にこの映画で初めて触れる人はともかく、ウェルズの小説やジョージ・パル版を見た事がある人は既に結末を知っているわけだし、オチに期待はそれほどしてないんじゃないかな?このヘン、スター・ウォーズEP.1〜3を見るSWヲタの心情と共通する物があるかもな(笑)
実際には、ウェルズ版は19世紀当時のヨーロッパ社会への批判、ジョージ・パル版は第二次世界大戦直後の世情的な不安が反映されてます。今回のスピルバーグ版が一番エンタテイメント色が強い?いや、ウォーマシンに破壊される街並みと混乱する人々は9・11後の不安定な世界を反映させているような気もしたが。
ところで、今回の映画に登場する三本脚のウォーマシンは、ターンエーガンダムに登場するMS・ウォドムに似てると思った(w