Kill Bill vol.2

新宿ピカデリーで朝イチに鑑賞。
早朝(?)なせいか客の入りもイマイチ。世間では関心がキャシャーンに向いている、とも言われているみたいだが、実際はどうだろう。

で、本編の感想。
前作であれだけ好き放題にやってるのを見たせいで、今作も似たようなものか?と思っていたら意外とフツーの映画で肩透かし。
でも、パイ・メイとのカンフー修行は、特にカンフー映画好きには爆笑もの。なんで米国人のタランティーノがここまでお約束を知っているんだ!?てなもんで(笑)
アクションは前作より控えめですね。というか前作がやりすぎなだけなんだけど(笑)

前作があからさまに変だったので、今作はマトモに見えるけど…実はいろいろと小技が効いている。自分的にツボに来たのはルチオ・フルチへのリスペクト部分かな。「サンゲリア」に「地獄の門」から引用してきてるんだもん。
それとエル・ドライバーとの対決で出てきたセルジオ・レオーネ作品へのオマージュか。

エンドロールではまたも「恨み節」が流れるわけですが、なぜか日本語字幕が付いてる…一緒に歌えってか!?(笑)